どこですればいい? 副業をする場所の探し方

会社員として企業勤めをしていても、その給与だけで生活するのは厳しい時代といわれています。そこで注目したいのが、副業です。給与以外の収入源があれば、少しは生活もラクになるはず。パソコン一台あればできる副業も多々ありますが、考えなければならないのが「副業をする場所をどこにするか」です。自宅でできれば問題ありませんが、自宅が使えないときは?この記事では、副業をする場所の探し方について解説します。

会社員でも副業をしてもいいの?

会社員が副業をすることに関して、法律で定められていることはありません。つまり「副業できる」ということですが、「じゃあ、副業をしても問題はないんだね」とはいかないことも事実なのです。実は副業できるか否かは、勤めている会社によって異なります。
端的に言えば、会社が副業を認めているのであれば大丈夫ですが、副業の禁止を打ち出している会社の場合、基本的に副業はできません。

会社が副業を認めているかどうかは、雇用される際に交わした契約書、もしくは就業規則で確認できます。もし、はっきりとした記載がない場合は、人事や総務の担当者に尋ねてみましょう。

気をつけたいのが「たとえ禁止されていても、会社にばれなければよいのでは?」という考えです。確かに黙っていれば知られることはなさそうですが、副業で20万円以上の収入があった場合は確定申告をしなければなりません。その額と会社員としての給与収入をもとに住民税の額が決定されます。

住民税は給与から天引きされていますが、あらかじめ自治体から勤務先に通知がいくのです。その通知に基づき、住民税を差し引いた給与を支払うという仕組みになっています。つまり、同額の給与の人に比べて住民税が高いと、ほかに収入のあることがわかってしまうのです。そうでなくても、思わぬところから知られてしまう可能性はゼロとは言い切れません。
会社の就業規則や雇用契約に納得して働いているのであれば、副業を認められていない場合、副業はやめておいたほうが賢明です。

副業をする際に絶対にしてはいけないこと

勤務する会社の就業規則や雇用契約には、勤務時間が明記されています。その時間帯は、会社のための仕事をするという約束事です。となると、勤務時間中の副業は、絶対にしてはいけないこと。あくまでも、本業あっての副業であることを忘れないようにしましょう。

副業をする際の場所の探し方

副業にもさまざまありますが、ここでは、パソコン等を使った副業の場所をいくつか紹介します。それぞれにメリットとデメリットがあるので、ご自身の環境や副業の内容によって検討してみてください。

自宅

着替えたり出勤したりせず、すぐに仕事に取りかかれることが大きなメリットです。
デメリットとして考えられるのは、公私の区別がつけにくく、だらけてしまいがちなこと。家族と同居している場合は、仕事をするスペースの確保が難しいこともありそうです。また、Wi-Fiなど必要な環境を整備しないと仕事に取りかかれない場合、費用がかさむこともあります。

カフェ

最近は、電源やフリーWi-Fiを備えたカフェも増えてきました。自宅のように気が散るものがないので、目の前のことに集中できる点はメリットといえるでしょう。気持ちが落ち着くBGMを流しているカフェも多くあります。

デメリットは、カフェはあくまでも飲食を提供する場であるため、仕事だけの利用には適さないこと。飲食のついでに仕事を広げるのであれば大目に見てもらえることもありますが、長居をしていると、やんわりと注意されることもあります。
また、周囲の人の話し声、食器の触れ合う声など、気になり始めると集中できなくなることもデメリットといえそうです。

コワーキングスペース

コワーキングスペースは、テレワークなどオフィス以外で仕事をする人に向けたスペースです。電源やWi-Fi、コピー機など仕事に必要な設備が揃っているほか、ホワイトボードや会議スペースなどを備えているところもあり、快適に仕事をすることができます。費用も時間制、会費制など、利用形態に合わせて選ぶことが可能です。

メリットは、オフィスと同じような環境でストレスなく仕事ができることです。ただし、仕切りのないオープンスペースになっているケースも多く、周囲の状況によっては集中できないことは、デメリットといえるかもしれません。また、コワーキングスペースは都市部に多く、どこにでもあるわけではないという点にも注意が必要です。

コワーキングスペースについて詳しく見る

ネットカフェ

基本的に24時間営業でインターネットが使いたい放題というネットカフェ。自分の都合に合わせていつでも利用できること、パソコンなどを持ち歩かなくてもよいことがメリットです。フリードリンク制も助かります。

参考:【潜入レポート!】快活CLUBで営業マンが働いてみた結果とは

ただし、意外と落ち着かないことも多いですし、漫画がすぐそばにあるなど、仕事には集中しにくいことも......。宿泊目的の利用者もいるため、場合によってはいびきが響き渡るなどのデメリットもあります。

上記を参考に、仕事の内容やご自身の都合に合わせて、副業に必要な場所を確保しましょう。なお、快活CLUBでは、パソコンやWi-Fiはもちろん、コピー機など仕事に必要な設備や備品のほか、鍵付完全個室もご用意しています。完全個室なら仕事に集中できますし、鍵付きなので安心です。ぜひ副業する場所の選択肢として、ご検討ください。

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