朝活をしたいけれどどのようなメリットがあるかわからない人も多いのではないでしょうか?朝活には大きく3つのメリットがあり、1日のパフォーマンスにも大きく関わります。
そこで本記事では朝活のメリットや朝活を成功させるための具体的な方法などを徹底的に解説します。またおすすめの朝活も8つ紹介していますので、朝活に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
朝活のメリットは?3つの効果を解説
読書や勉強、運動などを朝の時間を使って行う「朝活」は、大きく以下の3つのメリットがあると言われています。
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仕事効率が上がる
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心が安定する
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自己投資時間の確保
まずは、朝活の効果とメリットを解説します。
仕事効率が上がる理由
まず、朝の生産性は夜の6倍とも言われています。朝、目が覚めてからの3時間は、脳がもっとも効率よく働く「ゴールデンタイム」です。これは、大脳の偏桃体と呼ばれる部分が活性化して、記憶が定着しやすくなる時間と言われています。
また、朝は電話やメールなどの邪魔が入りにくいことから、仕事を効率的に進められることが分かっています。朝の30分は夜に残業したときの3時間に匹敵するとも言われており、朝に仕事をするにはとてもおすすめの時間帯です。
心が安定する仕組み
朝、太陽の光を浴びると、幸せホルモンと呼ばれる脳内の神経伝達物質のセロトニンが分泌されます。特に朝起きてすぐ日光浴をすると、頭と体がスッキリして覚醒しやすくなることが分かっています。そのため、1日のパフォーマンスを高めたい人は、散歩やジョギングなどの朝日を浴びる朝活がおすすめです。
セロトニンは以下の効果があります。
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適度な運動により夜の寝つきが良くなる
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起床直後の日光浴で自律神経が整う
自己投資時間が生まれる効果
朝、いつもより早く起きれば、自分に使える時間が増えます。仕事や学校までの朝の自由時間に趣味や勉強、読書など自分のためだけに時間を使えるのが、朝活の大きなメリットです。
例えば、朝2時間早く起きて資格試験の勉強をする方が、夜よりも集中力も記憶力も高くなります。時間を有効活用するには、時間管理も重要です。
時間管理の4ステップ |
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タスクを洗い出す |
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優先順位をつける |
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タスクごとの情報を整理する |
4 |
スケジュールを組む |
朝活で得られる効果①生産性アップ
朝活をすると得られる効果は複数ありますが、その中でも生産性の向上が期待できます。特に集中力が高まったり、タスク管理がスムーズになったりするのです。続いては生産性アップの面から朝活で得られる効果を解説します。
集中力が高まるゴールデンタイム
前述の通り、まず、朝は電話やメールで邪魔をされることが少ないため、何かに没頭しやすい時間帯です。そして、朝目が覚めてからの3時間は、脳がもっとも効率よく働く「脳のゴールデンタイム」です。睡眠を取ると脳がリフレッシュされるため、新しい情報を取り入れやすくなります。
特に、朝から午前中はドーパミンやアドレナリンが多く分泌されるため、やる気や集中力が高まることから、スキルアップのための勉強に向いていると言えるでしょう。
タスク管理がスムーズになる効果
朝の自由時間で1日のスケジュールを整理すれば、タスク管理がスムーズになります。朝の頭がクリアな状態でスケジュールを整理すればベストな判断ができるでしょう。タスクの優先順位をつけたり、予定の割り振りをしたりすれば脳は徐々に仕事モードに切り替わっていきます。
タスクを管理するときは、優先度と緊急度を分けて管理すると、その日に何を優先して行動すべきかが分かります。期限が迫っているタスクが重なっているときは、それぞれの優先度と緊急度、作業量をそれぞれ把握してスケジュールを組みましょう。
朝活で得られる効果②健康的な生活習慣
朝活は生産性の向上に目を向けられがちですが、健康維持の観点からもおすすめです。朝は頭も体もすっきりしていることから、軽めの運動を取り入れて運動不足を解消しましょう。朝活で得られる健康的な生活習慣について紹介します。
快適な目覚めで1日をスタート
朝活に運動を取り入れると、体内時計を整えたり体をリフレッシュしたりすることが知られています。さらに、朝活の習慣がつくことで目覚めが良くなって「起きるのがつらい」というような目覚めの悪さも改善します。
快適な目覚めのためには、睡眠環境を整えるほか、朝に日光浴をしながらストレッチをすると体内リズムを整えながら程よい疲労感で、その後の仕事のパフォーマンスも高めることができます。
朝活におすすめの活動
朝活のメリットは分かったものの、何から始めればいいか迷ってしまいませんか?ここからは、朝活としておすすめの活動を8つ紹介します。それぞれのメリットも紹介していますので参考にしてみてください。
運動
起きたばかりの体で運動すると、脂肪燃焼しやすくなることが分かっています。そのため、ダイエットをしたい人には朝活の運動がおすすめです。強度が高い運動であれば、ジョギングや水泳、テニスなどがあります。現在ではトレーニングジムの中で水泳ができる施設もあるため、出勤前に利用してみましょう。
また、自宅でもできるヨガやストレッチであれば、運動が苦手な人でも継続しやすいです。呼吸法を意識して体をほぐしましょう。
読書
読書もすぐに実践できる朝活です。話題の本や好きな作者の本、購入したままで読めていなかった本など好きなものからスタートしましょう。読書をすれば、頭がまだ十分に起きていないボーっとした状態にエンジンをかけることができます。
頭がクリアになっている状態で読書をすれば、より本の内容に没入できます。物語を読めばよりその作品の世界観に浸ることができるでしょう。実用書やビジネス本であれば理解力が高まります。
勉強
スキルアップを考えている人は、集中力や生産性が高まる朝に勉強する習慣をつけましょう。起きてから3時間は脳のゴールエデンタイムであることから、いつもより勉強がはかどるかもしれません。
仕事をする前の限られた時間の中で勉強すると、時間内で決めた箇所まで勉強しようとする意識が働くため、自然と集中力もあがり勉強がはかどります。試験勉強や語学など自分で目標を決めて取り組んでみましょう。
趣味
朝の時間を趣味の時間にすれば、その後の仕事にも意欲的に取り組むことができます。
自分の好きなことをしているときは、時間を忘れて夢中に取り組めます。短い時間でもストレス解消になったり、人生にハリが出たりして充実するでしょう。これまで特に趣味がなかったという人は、これを機に趣味を探してみるのも良いかもしれませんね。
朝活におすすめの趣味
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ウォーキング
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筋トレ
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ハンドメイド
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料理
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家庭菜園
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絵を描く
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写真
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釣り
散歩
朝活には散歩もおすすめです。前述の通り、朝に太陽の光を浴びると体内時計をリセットするセロトニンが分泌されます。セロトニンからは睡眠と覚醒のリズムを調整する「メラトニン」が分泌され、夜の睡眠の質を高めてくれます。
空気が澄んだ朝に散歩すると、ストレス解消になるだけでなく基礎代謝もアップします。全身の血行が良くなるため、健康増進効果も期待できるなどさまざまな効果をもたらしてくれるでしょう。
朝活イベントに参加
朝活がポピュラーになったことで、朝の時間を利用したイベントも増えてきました。早朝からセミナーや習い事を行っていたり、土日や祝日の朝早い時間にイベントが開催されるなど、初めての人でも参加しやすいイベントも複数あります。
また、リアルの場に限らず、インターネット上でも朝活イベントが開催されることもあります。自分の興味のある分野のイベントやセミナーが近くで開催されていないかチェックしてみましょう。
朝ごはんを食べる
元気に朝活をするためには、エネルギー補給が欠かせません。朝ごはんを食べると睡眠中に低下した体温を上げて、脳や体をウォーミングアップして脳や体の働きを活発にします。これまで朝ごはんを食べる習慣がなかった人は、朝ごはんを食べる習慣をつけましょう。
そして朝ごはんもバランスを意識した献立にしましょう。炭水化物・たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどを上手に取り入れてみてください。例えば「パン+牛乳+果物」、「ご飯+焼き魚+納豆+小鉢」などの献立がおすすめです。
日記をつける
書くことが好きな人は朝に日記をつけてみましょう。日記をつけると、これまでの出来事を振り返ることができるだけでなく、思考を整理するためにも役立ちます。スケジュール帳に日記をつければ、その日のタスクを整理することもできますし、振り返りやすくなるためおすすめです。
最近ではさまざまなスケジュール帳や日記帳が販売されているため、使いやすいものを選んでみてください。
朝活を成功させるコツ
朝活を成功させるためには事前の準備も大切です。そして三日坊主にならないために、習慣化させることも意識しましょう。朝活を日常化させるために、朝活を成功させるコツを2つ紹介します。
無理なく始めるための準備
朝活を無理なく始めるためには、活動に必要な物品を準備します。例えば、読書を行う場合は、本が必要ですし、勉強をするためには参考書や筆記用具が必要です。
物品がそろったら、今度は自分の体調を整えます。朝スッキリと目覚めるためには寝る前のスマホやテレビを控えます。寝る前の習慣を見直すことで、睡眠環境を整えていきましょう。
そして、朝起きたらとにかく体を起こすことです。顔を洗ったりトイレに行ったり、コーヒーを入れたりして、二度寝しないような状況を作りましょう。
習慣化のための3つのポイント
朝活を習慣化するためには以下の3つのポイントを意識しましょう。
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目標とゴールを明確にする
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朝活をしない日も作る
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自分のペースで行う
まずは目標とゴールを決めます。例えば、朝活で資格の勉強をする際のゴールは試験合格です。試験に合格するために、試験日から逆算すると勉強のスケジュールを立てやすいでしょう。いつまでにどこまで勉強するのか、何点取れるようにしておくのかなど具体的に設定しましょう。
また、息抜きのために朝活しない日を作ることも大切です。自分のペースを大事にしながら取り組んでいきましょう。
朝活の注意点とデメリット
朝活をするときに注意したいのが、睡眠時間を削らないことです。睡眠不足になると朝活中に眠くなってしまい集中力やモチベーションの低下につながります。最後に睡眠不足を防ぐ方法を紹介します。
睡眠不足を防ぐ方法
朝活で睡眠不足になってしまっては本末転倒です。朝活を継続させるためには、仮に、いつもより2時間早く起きるのならば、その分、いつもより2時間早く寝ることを心がけましょう。
またそれに合わせて睡眠の質を高めることも大切です。例えば寝室の室温や湿度を見直したり、寝る直前までスマートフォンを使うことも避けるようにしましょう。質の高い睡眠は、朝活だけでなく1日を通して高いパフォーマンスを実現します。
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まとめ
古くから「早起きは三文の徳」という言葉があるように、朝活をすると心と体に良い影響を与えてくれます。頭がクリアな状態で朝活に取り組むことができ、1日中高いパフォーマンスを維持しながら活動できるでしょう。今回紹介した8つの朝活を参考にしながら、やりたい朝活を見つけてみてください。
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