朝活すると心や生活に余裕が生まれて、生活リズムも整います。しかし、朝活に挑戦したものの何度も挫折してしまうことはありませんか?朝活を習慣化して長く続けるためには、スケジュールを組んで生産性を高めることが大切です。
そこでこの記事では朝活のスケジュールの基本的な組み立て方やスケジュール例、朝活を継続させるコツなどを解説します。さらに、おすすめの朝活も紹介していますので参考にしてみてください。
朝活スケジュールの基本と効果的な組み立て方
朝活を習慣化させるためには、まずは朝活を行う理由を明確してその上でどのくらいの時間を確保するべきかを検討しましょう。ここからは朝活スケジュールの基本と効果的な組み立て方を順番に紹介します。
朝活の目的を明確にする
朝活することを決めたら、まずはその目的を明確にしましょう。目的を決めないまま朝活をはじめてしまうと、適当に朝活をしてしまって「朝早起きしているわりに、何も得られなかった......」ということになりかねません。
例えば、スキルアップのため、ダイエットのため、趣味を楽しむためなどのようにまずは目的を決めましょう。目的を決めることでモチベーションの維持にもつながります。
目標を達成したいときは、「ワークシート」を使って整理するのがおすすめです。中でも有名なのが「マンダラチャート」というシートです。
マンダラチャートは、9×9のマスでできていて、まず真ん中に達成したい「大きな目標」を書きます。その周りの8マスに、「目標を達成するために必要なこと(小さな目標)」を1つずつ書いていきます。さらに、それぞれの小さな目標に対して、具体的にどう行動するかを考えていくことで、やるべきことがはっきりします。
こうすることで、朝活にも目的が生まれ、意味のある時間の使い方ができるようになります。
最適な朝活開始時間の選び方
朝活をする場合、いつもより早く起床するようになりますが無理のない開始時間を選ぶことが大切です。例えば、朝4時に起きて朝活をする場合、それが長期的にみて継続可能かを良く考えましょう。
早すぎる起床は睡眠の質が悪くなったり、体内時計が乱れたり、1日の集中力が低下したりして生産性が下がってしまうこともあるため注意しましょう。年齢によって必要な睡眠時間は異なるため、まずはその時間をしっかり確保することが大切です。
対象 |
必要な睡眠時間 |
高齢者 |
床上時間が8時間維持にならないことを目安に睡眠時間を確保 |
成人 |
6時間以上を目安として睡眠時間を確保 |
子ども |
小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間の睡眠時間を確保 |
必要な睡眠時間は個人差がありますが、例えば8時間は睡眠時間を確保したい人は、夜10時に寝て6時に起きると必要な睡眠時間が確保できます。
自分のリズムに合った時間設定のコツ
朝活を行うためには自分の生活リズムを把握しておくことが大切です。例えば、朝型の人は早起きをすることに抵抗はありませんが、夜型の人にとってはいつもより早起きをするのは苦痛に感じることもあります。
朝活は、朝の早い時間に始めなければいけないというルールもないため、まずは自分が朝型なのか夜型なのかを理解して、その上でスケジュールを立てましょう。
タイプ |
特徴 |
朝型 |
・早寝早起きが得意 ・午前中から意欲的に行動できる |
夜型 |
・夜更かししやすく朝はギリギリまで寝ていたい ・午後から夜にかけて意欲的に行動できる |
夜型の人は、朝大幅に早く起きることを考えるよりも普段より少し早めに起きて、少しの時間でも朝活の時間をとる方が効果的です。このように自分のタイプを元にスケジュールを決めることも大切です。
社会人の朝活スケジュール例
ここからは朝活のスケジュール例を紹介します。8時に出社する会社員と9時に出社する会社員を例に、どのようなスケジュールを組めば無理なく朝活ができるのかを解説します。これから朝活を始める人はぜひ参考にしてみてください。
8時出社の会社員の朝活プラン
8時に出社する場合、身支度やご飯を食べる時間、通勤時間に2時間程度かかることを想定すると、5時に起床して1時間程度の朝活の時間を確保できます。ここでは睡眠時間を7時間確保している前提での朝活プランを紹介します。5時に起床し、8時に出社する場合は約1時間程度の朝活の時間を確保できるでしょう。
時刻 |
活動内容 |
5:00 起床 |
起床し、身支度を済ませて朝活の準備をする |
5:15 朝活 |
読書やタスク整理など朝活の時間過ごす |
6:30 朝食・身支度 |
朝食を済ませ、出社の準備をする |
7:15 通勤 |
ー |
8:00 出社 |
ー |
9時出社の会社員の朝活プラン
9時に出社する場合の朝活プランを紹介します。起床時間は同じく朝5時で、睡眠時間は7時間確保している前提です。家での朝活の時間は1時間半程度確保でき、身支度を済ませて職場近くのカフェで朝食をとる場合は、さらに1時間弱の朝活の時間を確保できます。
時刻 |
活動内容 |
5:00 起床 |
起床し、身支度を済ませて朝活の準備をする |
5:15 朝活 |
読書やタスク整理など朝活の時間過ごす |
7:00 身支度 |
出社の準備をする |
7:35 通勤(移動) |
ー |
8:00 カフェで朝食・作業 |
職場近くのカフェで朝食を食べながら、朝活の続きをする |
9:00 出社 |
ー |
社会人におすすめの朝活【8選】
社会人こそ、朝の時間を有意義に使って体を仕事モードに切り替えることで生産性を高めることができます。やる気が出ない日こそ、朝に趣味の時間を持つことで1日を乗り切ることができるでしょう。社会人におすすめの朝活を8選紹介します。
運動
朝に運動すると、頭も体も目が覚めて気持ちよく1日を過ごすことができます。また適度の汗をかくことでリフレッシュもできます。朝の体力があるうちに体を動かすと、それだけでストレス解消になるでしょう。
まずはウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽めの運動からはじめてみましょう。これらは15~30分程度の短い時間でも行えるため、いつもより1時間早く起きるだけで始められます。慣れてきたら徐々に運動強度を上げていきましょう。
読書
朝はメールやチャット、電話などの邪魔が少ないため何かに没入するのにピッタリです。朝スッキリした頭で読書をすれば、本の内容を理解しやすいでしょう。自宅でコーヒーを飲みながら朝日を浴びつつ読書をするのもいいですね。
朝の読書(朝読)は小中学校でも取り入れられており、10分間のわずかな時間でも豊かな心を育んだり理解力の向上が見込まれます。わずかな時間でも本の世界を楽しめるのが読書の魅力です。
勉強
資格試験の勉強や、仕事に関する勉強などを朝活に取り入れる人も多いです。例えば毎日1時間勉強すると、1か月で30時間分勉強できます。資格試験は合格するための推定勉強時間が示されているため、逆算して勉強を始めると効率よく勉強できるでしょう。
朝は頭がスッキリした状態のため、暗記をしやすいとも言われています。朝は暗記や苦手な分野の勉強をして、スキルアップを目指しましょう。
趣味
憂鬱な朝は、自分の好きなことに時間を使えば、気分が変わって楽しい1日を過ごすことができます。好きな物に触れたり、趣味に没頭したりするとそれだけでストレス解消になって幸せな気分になります。
編み物や楽器の演奏、絵を描く、カフェ巡り、推し活などで出勤前の気分を高めましょう。趣味の時間は時間制限がないため、30分でも1時間でも構いません。睡眠時間を削らない範囲で楽しんでみてください。
英会話
英会話ができるようになると、世界中の人とコミュニケーションが取れて、グローバルな仕事も引き受けられるようになります。また海外旅行でもコミュニケーションに困らないなどメリットもたくさんあります。
最近の英会話は、ストリーミング配信で勉強できたり、オンラインレッスンが受けられたりします。1日30分と短い時間でも十分学習できるため、自分のペースで英会話を勉強しましょう。
セミナー
朝活をする人が増えてきたことから、朝セミナーを行う企業も増えてきました。内容はさまざまで、美容や健康、オンライン読書会、瞑想、ヨガ、ビジネス系、スピリチュアル系などがあります。
オンラインで開催されているものもあればオフラインのセミナーもあるため、自分の興味関心がある分野のセミナーに参加してみるのもおすすめです。30分と短いものから2時間程度まであるため、スケジュールに合わせて参加しましょう。
タスク管理
朝の時間を使って1日のタスクを整理すれば、1日の予定を無理なく進めることができます。特にタスクが多いときは、何から手を付ければいいか分からなくなりがちです。
朝の頭がすっきりしているときにタスクを整理すれば、優先順位をつけやすくなって、それを元に1日のスケジュールを組むことができるでしょう。タスク整理は30分もあれば完了します。メールチェックや日記をつけるついでに行って気持ちの良い1日を始めましょう。
副業
朝の時間を有効利用して、副業をする人も増えています。初心者でも取り組みやすい代表的な副業にはブログ運営をしたり、デザインをしたり、執筆をしたり、株・FXなどがあります。
夜に副業の時間をとると、疲れから集中できなかったり新しいアイデアがひらめかなかったりしてどうしても生産性が落ちてしまいます。朝であれば脳が働きやすいため、効率的に取り組めます。1時間程度早起きして取り組んでみましょう。
朝活を継続させるコツ
朝活を継続させるためにはコツも必要です。例えば、モチベーションを保つことができれば、朝活をするのが楽しみになって継続しやすくなるでしょう。また、仲間を作って情報交換したり相談したりすることで、モチベーションを保つこともできます。それぞれを解説します。
モチベーションを保つ方法
朝活を継続するために欠かせないのがモチベーションの維持です。モチベーション維持の基本は「目的・目標」と「動機(それをする理由)」がセットになっており、やりたい気持ちがあっても行動に移せなければ途端に続かなくなってしまいます。
何がモチベーションになるかは人それぞれ異なるため、まずはどんな感情がモチベーションになるかを考えてみましょう。例えば、「誰かに褒められたい」「誰かと共有したい」「スキルアップしたい」「試験に落ちたくない」などです。
このように、モチベーションになることをはっきりさせて、目標設定をするとモチベーションを保ちやすくなります。例えば、「〇月の試験に合格したいから、毎日朝1時間勉強する」のように、具体的な目標があれば朝活を習慣化できるでしょう。
朝活仲間との効果的な関わり方
同じ内容の朝活をしている仲間を作るとモチベーションにつながり、朝活を続けやすくなります。SNSなどで仲間を探してみましょう。
1人ではなかなか朝活が続かないかもしれませんが、仲間と同じ内容の朝活をすることで朝活を続けやすくなります。朝活の内容を報告しあったり、励まし合ったりすれば朝活がもっと楽しくなりモチベーションアップにつながります。
また、朝活の内容をSNSにアップするのも朝活を続けるコツの1つです。SNSで投稿すれば、仲間が反応してくれることで達成感を得たり、仲間がどのように過ごしているのかが分かって身近に感じたりできるでしょう。投稿に抵抗がある人はアカウントを作って、仲間とつながることからはじめてみてください。
快活CLUBでの朝活もおすすめ!
快活CLUBは24時間365日営業しているネットカフェです。30分単位で課金され、3時間以降は自動でお得なパックに切り替わるため、朝活でちょっと作業をしたいときに気軽に利用できます。
フリードリンク制で、朝活にピッタリなコーヒーや紅茶も楽しめます。持ち込みOKのため、お気に入りのフードを楽しみながら快活CLUBで朝活を楽しみませんか?
まとめ
朝活をするときは無理のないスケジュールを立てなければ継続するのは難しいでしょう。特に睡眠時間を削ると、その後のパフォーマンスが下がってしまうため要注意です。大人では6時間以上、中高生では8〜10時間程度の睡眠時間を確保しつつ朝活のために早起きしましょう。今回紹介した8つの朝活を参考に素敵な朝を過ごしてください!自宅以外の場所で朝活をしたいときは、快活CLUBの利用もおすすめです。お近くの店舗はこちらから検索してください。